ATカーニーの選考概要

この記事に含まれている内容

今回は個別企業について記載していきたいと思います。ATカーニーを取り上げます。
・webテスト
・面接フロー
・各面接の内容

・webテスト
versantとオリジナルの判断推理テストの2種のwebテストが課されます。
▷versant
英語のリスニング・スピーキングテストとなります。対策本等が出回っていないため対策が難しいところですが、公式アプリで模擬テストを受けられるので、そこで何度か受験し形式になれるのが良いかと思います。そこまで通過基準が厳しくないのが実態です。
▷オリジナルの判断推理テスト
選択式(多くは5択)です。命題・論理や秤や嘘つきの問題が集合で、集合の図形(平面、空間)は出題されない傾向にあります。難易度は公務員試験の対策本に乗っているレベルと大差ないかと思います。

・面接フロー
ATカーニーは基本的に隔月開催されている週末選考会での選考が基本となります。土曜に1次面接を受け、通過であれば日曜に2次面接及び3次面接を受けることとなります。1次面接がマネージャクラス、2次面接及び3次面接がシニアマネージャーまたはパートナークラスの場合が多いです。

・各面接の内容
▷1次面接(1時間)
ケース面接及びビヘイビア面接が6対4くらいです。ケース面接は他ファームと同様、フェルミ推定+売上・利益向上施策等のケース面接(主に思考時間10分)とそれを基にしたアドリブのディスカッションがメインとなります。特徴として、資料が事前に与えられ、それを見ながら思考して回答するパターンが多いようです。ビヘイビアも自己紹介や志望動機といった一般的な事項の他、過去の案件についても(苦労した経験やどう対処したか等)掘り下げがあります。
▷2次面接及び3次面接(各40分)
2次面接及び3次面接のどちらかでケース面接40分、ビヘイビア面接40分となります。(週末選考会のスケジュールの都合上、順不同となるようです。)
ケース面接は1次と同様(資料投影のパターンは少ない)ですが、ビヘイビアをとても手厚く行うのがATカーニーの選考の最大の特徴と言えるでしょう。
志望動機や過去の案件の掘り下げに加え、パーソナリティについての質問(あなたはどんな人だと自分で考えるか等)についても頻出となります。

お読み頂き誠に有難うございました。※個別企業の記事の他にも、戦略コンサルへの転職に向けた有用な情報を記載しているので、是非他の記事も読んでみて下さい。

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