アクセンチュア(ストラテジー)の選考概要

この記事に含まれている内容

今回は個別企業について記載していきたいと思います。アクセンチュア(ストラテジー)を取り上げます。
・webテスト
・面接フロー
・各面接の内容

・webテスト
アクセンチュアのwebテストは玉手箱となります(計数:表の空欄推測、言語:GAB形式)。表の空欄推測が少々曲者で、単純計算のみならずその場のひらめきが少々求められる形式なので、準備を手厚く行うべきと思います。目安としては、定番の問題集を2冊買って、該当の箇所を一通り解けば十分でしょう。

・アクセンチュアの面接フロー
アクセンチュアは2次面接または3次面接が最終面接となります。1次面接での評価が高い人は2次面接が最終面接、1次面接での評価が保留評価の場合は2次面接で最終面接に進むか判断しているようです。なお、時期によっては週末選考会も実施しています。週末選考会の場合は1日に1次面接及び最終面接の両者がセットされます。
担当面接官は、1次面接(&最終面接でない場合の2次面接)がシニアマネージャークラス、最終面接がパートナークラス(想定採用部門のボス)となります。
ちなみに、アクセンチュア(ストラテジー)の部門構成についてですが、ストラテジーグループの中にインダストリーカット(小売、通信、製造等)及びサービスラインカット(人事、サプライチェーン等)が存在しており、内定が出た場合それらどこかのカットに所属することになります(経歴や面接で聞かれる志向性を踏まえて、アクセンチュア側により振り分けられます)。非常にわかりにくいのですが、インダストリーカットとサービスラインカットのマトリックス組織ではなく、戦略グループの中に両者のカットが並列概念として存在しています。

・各面接の内容
▷1次面接(&最終面接でない場合の2次面接も同様)
時間は1時間となります。フェルミ推定+売上・利益向上施策等のケース面接(思考時間は面接官によってまちまちで、10分から20分の間が多い)とそれを基にしたアドリブのディスカッションがメインとなります。アクセンチュアらしく、最先端のテクノロジーを題材としたケースが傾向として多いです。
所属部署(ストラテジーの中のどのカットか)をアクセンチュア側が振り分ける関係上、ビヘイビアとして、どういった領域に関心があるか(業界軸、サービスライン軸)は詳しく聞かれます。
その他、志望動機についての一般的な質問があります(なぜコンサル、なぜ転職するか)が、他のファームと比較して深堀される印象は薄いです。
▷最終面接
時間は1時間となります。ケース面接として、1次面接と同様に、フェルミ推定+売上・利益向上施策等のケース面接(思考時間は面接官によってまちまちで、10分から20分の間が多い)とそれを基にしたアドリブのディスカッションが行われます。
1次面接と同様に志望動機についての質問もあり、なぜコンサルかのみならず、なぜアクセンチュアかも語れるようにしておきましょう。 
その他ビヘイビアについて特殊な点を挙げると、最新のテクノロジーではどのようなものが気になるか(なぜ気になるかを最新のニュース等と併せて語れると良い)は聞かれることが多いようです。
確実なことは言えませんが、面接全体を通して過去の経験・スキルについて聞かれるケースは傾向として少ないです。

お読み頂き誠に有難うございました。※個別企業の記事の他にも、戦略コンサルへの転職に向けた有用な情報を記載しているので、是非他の記事も読んでみて下さい。

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